予防接種
当院では、感染症の予防を目的とした各種ワクチン接種に力を入れております。
肺炎や気管支炎、インフルエンザなどの呼吸器感染症は、健康な方であれば自然治癒することも多いですが、以下のような「ハイリスク群」の方にとっては命に関わることも少なくありません。
- 65歳以上の方
- 喘息・COPDなどの呼吸器疾患がある方
- 糖尿病・心臓病・腎臓病などの持病がある方
- 喫煙歴のある方
予防接種の最大の目的は「感染そのものを防ぐ」こと以上に、「もし感染しても、重症化して入院や命の危険にさらされるのを防ぐ」ことにあります。ご自身の健康を守るだけでなく、ご家族や周囲の方への感染拡大を防ぐ大切な手段です。特に呼吸器疾患は重症化しやすいため、適切なタイミングでのワクチン接種が重要です。
「自分にどのワクチンが必要か分からない」「副反応が不安」という方も多いかと思います。当院では、患者さん一人ひとりの体調や既往歴を丁寧に確認した上で、最も適切な接種スケジュールを提案いたします。
当院で実施している主な予防接種
インフルエンザは強力な感染力を持ち、高熱や全身の倦怠感だけでなく、二次性の細菌性肺炎を引き起こす大きな要因となります。ウイルスは毎年変異するため、その年の流行予測に合わせた毎年の接種が勧められています。
肺炎の原因菌として最も多い肺炎球菌に対し、最新の結合型ワクチンを使用します。
2026年度からの変更点: これまでのワクチンは5年ごとの再接種が必要でしたが、新しい結合型ワクチン(PCV20)は免疫記憶を強く残すため、「2026年現在では一生に一度」の接種で長期間の予防効果が期待できる可能性があります。
変異を繰り返すウイルスに対し、重症化を最小限に抑えるための定期接種を行っております。特に肺に基礎疾患がある方には、流行期前の接種を強くお勧めしています。
長年、特効薬やワクチンがなかったRSウイルスですが、近年、高齢者や呼吸器疾患患者の肺炎の原因として非常に重要であることが分かってきました。喘息やCOPDの悪化を防ぐための新しい選択肢です。
その他のワクチン
当院では以下のワクチンについてもご相談可能です。
- 帯状疱疹ワクチン (シングリックス)
- 風しん・麻しんワクチン
- B型肝炎ワクチン など
ご希望や不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
予防接種の流れ
1
ご予約
- 【公費・定期接種の期間中】は、事前の連絡不要で直接来院ください
- 期間外や、流通状況により在庫がない場合はお断りすることがございます。最新の実施期間については「お知らせ」欄をご確認ください。
その他のワクチン
(肺炎球菌・RSウイルス・帯状疱疹など)
- 取り寄せ対応となります。まずは電話でお問い合わせください。
- ご不明な場合は、お電話いただければスタッフが案内いたします。
- お薬手帳の持参をお願いします。
2
診察・問診
当日の体調や既往歴を確認し、安全に接種できるか医師が判断します。
3
ワクチン接種
適切な部位にワクチンを接種します。接種自体は数分で終了します。
4
経過観察
接種後は必要に応じて、院内で15〜30分ほど安静にしていただきます。
副反応について
予防接種後に、以下のような症状がみられることがあります。
これらは通常数日以内に自然に軽快します。ただし、強い症状や長引く場合には、早めに当院までご相談ください。
よくあるご質問
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体調が少し悪いのですが接種できますか?
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軽い風邪症状程度であれば接種可能な場合もありますが、医師の判断が必要です。無理をせず、延期またはご相談ください。
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他のワクチンとの同時接種は可能ですか?
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ワクチンの種類によっては同時接種が可能です。詳しくはお問い合わせください。
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妊娠中でも接種できますか?
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ワクチンの種類によって異なります。必ず事前に医師へご相談ください。
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費用はどれぐらいかかりますか?
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ワクチンの種類や助成の有無により費用は異なります。最新の料金については「お知らせ」をご確認いただくか、お気軽にお問い合わせください。